京都のお茶教室 彩en香

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

京都のお茶教室 彩en香

日本茶インストラクター&フードコーディネーターとして「食生活でこころとからだを元気にしたい」という思いから始めました。京都でお茶を習ってみませんか? <ただいま準備中>

二軒茶屋 中村楼

お茶のお話

八坂神社南門前にある「二軒茶屋 中村楼」

拾遺都名所図会(天明六(1786)年の再板本)

二軒茶屋(日文研HP)

「阿蘭陀が細工にいかぬ我国の祇園豆腐のやはらかな音」と書かれています。

八坂神社の南側に、東側の中村楼と西側の藤屋がありました。

茶屋が二軒あったので二軒茶屋と呼ばれていました。

当時、オランダ人が洛東を通るときに、東方の茶店で休むのがおきまりとなっていたそうです。


文研の中には、こんな記載があります。

「毎年6月1日(旧暦なので、現在の7月1日)には、

炙り餅を串にさして、豆腐に合わせ味噌引きとし、これを合餅(あわせもち)といふ。

氷餅(水無月)にも准し物ならん。

此日、祇園会鉾の児、其外参詣の人々にもこれを出す。

又6月6日にも神楽所(神社内)にて、祭儀の役人にこれを出して、嘉例とす」


そういったところから、

現在では、7月13日の長刀鉾稚児社参の際、

儀式の後に、お稚児さんにこの稚児餅が振る舞われます。

そして、一般の方でもカフェでいただくことができます。

抹茶とセットで1300円です。

ちなみに、三條若狭屋さんのちご餅は、中村楼の稚児餅を元に創作されたものです。

お店は2014年リニューアルされて、ちょっとモダンになりました。
前の方がレトロで好きだったので残念・・。

藤屋は明治初年までありましたが、今は井戸だけ残ってます。